バルブ・継手を知ろう
配管に欠かせないバルブや継手についてご紹介!
バルブ
バルブとは日本語で「弁」のこと。配管内を通る水などの流体を通したり、制御するための機器です。
バルブの種類
弁体が球状のバルブ。90度開閉で操作性がよく、開閉状態の確認が容易です。全開時の圧力損失が少なく流体が流れやすいが、中間開度での使用に適していないため、流量調節には使用しません。
バルブ内部の流路径が配管内径と同じなので圧力損失が少なく、流量を必要とする配管に最適なボールバルブです。
水道給水・給湯用途に適した使用圧力・温度に設定された扱いやすくコンパクトなボールバルブです。逆流防止弁のついたタイプもあります。
流量調節ができる小型ボールバルブです。
ゲート(仕切弁)が降りることで水を止めるバルブ。開閉作業に時間を要します。全開時の圧力損失が少なく流体が流れやすいが、中間開度での使用に適していないため、流量調節には使用しません。
バルブ本体に直接塩ビ管を接続できるバルブソケットいらずのゲートバルブです。施工が簡単でコスト低減に繋がります。
構造は水栓と同じで、シート面に弁座が降りることで水を止めるバルブです。開閉作業に時間を要します。S字状に流体が流れるため、圧力損失がやや大きいが、制御性にすぐれ流量調節に使用されます。
継手
材質
耐圧性、耐食性、耐摩耗性が高く切削性にも優れていますので、耐圧が求められるようなバルブ、ポンプ部品、歯車や羽根車、電動機器部品などに幅広く使用されています。
水栓金具や止水栓など外観部品に使用されています。耐摩耗性や耐食性に優れています。
使用流体を選ばないため普及率が非常に高く、耐食性に優れています。
継手の種類
90°に曲げる外ネジ同士の接続に使用する継手です。
外ネジ同士の接続に使用する継手です。
T字に分岐する外ネジ同士の接続に使用する継手です。
90°に曲げる外ネジと内ネジの接続に使用する継手です。
径が違う外ネジと内ネジの接続に使用する継手です。
配管途中の外ネジ同士の接続に使用する継手です。
外ネジのエンドキャップとして使用する継手です。
内ネジのエンドプラグとして使用する継手です。
※接続の際はシールテープを巻付けてください。
ちょっと便利:フレキ管用継手
フレキ管とは
ステンレス製の水道用管です。
簡単に曲げることができるので取扱いやすく、洗面器や給湯器、ロータンクなどへの給水に大変便利です。
管・管用部品接続用ねじの基準寸法表
ちょっと便利
手持ちの硬貨と比べることで、ねじサイズがわかります。
呼 | dの寸法(mm) |
---|---|
13 | 20.955 |
20 | 26.441 |
25 | 33.249 |
硬貨 | 外径(mm) |
---|---|
1円 | 20.0 |
5円 | 22.0 |
10円 | 23.5 |
50円 | 21.0 |
100円 | 22.6 |
500円 | 26.5 |